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東京ガスは05年2月、家庭用燃料電池を世界で初めて発売。 コージェネ
型で1KW。水素はガスから取り出す。 松下電器と荏原バラードが製造。
10年間のリース料は計100万円。 08年度以降は年数万台普及を目指す...
(04.12.07 各紙)
05年2月には京都議定書が発効。各種省エネ・新エネビジネスが目白押し。
家庭用燃料電池は大阪ガス、東邦ガス、新日本石油等各社も 06年度
実用化を目指している。未だ価格や耐久性など課題を残している。


燃料電池が実用化へ加速中... 20世紀は化石燃料の時代、 21世紀は水素エネルギーの時代。 02年2月、小泉首相は施政方針で「燃料電池は時代の扉を開く鍵で、 自動車や家庭の電源として3年以内の実用化を目指す」とした。 03年2月、 ブッシュ米大統領は、2020年には主要エネルギー源を水素に代 えると表明。 「フリーダム・カー計画」 「ハイドロジェン・フューエル計画」の2プロジ ェクトを推進、 2040年には現在の米国の年間原油輸入量に匹敵する 石油を節約すべく、「米国が世界をリードする」と強調。 EUも03年6月、水素経済に関する報告書を発表。 特に、このところ、家庭向けの燃料電池開発が加速している。 水素を燃料電池に供給するにはいくつかの方式がある。 @高圧水素ボンベを使う方式 かさ張ると共に重くて携帯機器には使えない A天然ガスなどから燃料改質装置で水素を抽出する方式 電解質のタイプにより主に4種類に分類される。 PAFC(リン酸形) MCFC(溶融炭酸塩形) PEFC(固体高分子膜形):現在、世界の開発の主流。自動車用本命。 SOFC(固体酸化物形):次世代型。発電効率はPEFCの35%に比べ50%。 BDMFC:ダイレクトメタノール燃料電池 メタノールを直接電極に供給する方式 燃料電池の国内市場規模予測 定 置 型 自 動 車 総規模 2010年 200万Kw 50万台* 1兆円 *総保有台数6000万台 2020年 2000万Kw 500万台 8兆円 **** 定置型(小型)燃料電池 水の電気分解と逆に 水素と空気中の酸素を反応させて水を作り ながら電気を生み発電する方式。排熱利用と合わせたエネルギー効率 が80%と、最新の石油火力の2倍に相当する効率の良さが特徴。 排出物も水だけで、CO2などの廃棄物を出さず、発電時の音が静か で、クリーンな新エネルギーとし家庭用電池の開発も進められている。 燃料の水素は身近なものに沢山含まれているため天然ガス等から 燃料を調達できる。 価格は1kwで1000万円以上するが、05年以降の早い時期に40-50万 円に、さらに数十万円へと下がる。 家庭で燃料電池を使えば、電機料金を年4万円程度節約できる。 2010年までには 210万kWの発電が予想されていて、各家庭ヘの本 格的な普及が始まる。 電線に制約された、現在の都市の姿も大きく変わる。 砂漠の真中 でも不自由なく暮らせるようになり、エネルギーインフラそのものを変え る。巨大なビジネスチャンスが生まれる。 携帯端末向けの小型燃料電池も開発競争が激化している。 原理は単純なため、中小・ベンチャー企業でも参入できる。 良質の燃料電池づくりで中小企業を蘇らせる可能性を持つ。 ドイツのSmart Fuel Cell社は、 2004年にはノートパソコンに内蔵できる 燃料電池を実用化。 カシオ計算機は02年、改質器部分を、半導体の製 造技術を用いてシリコンウェア上に作りこむことで、 25×17mmと携帯機 器に使えるレベルまで小型化することに成功。「マイクロリアクタ」と呼ばれ、 「2004年には製品化したい」。東芝、NEC、ソニー、日立なども開発中。 ユビキタス時代は目前だ。 燃料電池自動車
 トヨタ、本田は2002年末、 ダイムラー・クライスラー、GMは04
 年発売。 GMは10年までに売上の10%、2025年に
 25%にする計画。
 環境対策の決め手といわれる燃料電池の開発
 競争に出遅れれば生き残りは難しい。
 同技術の開発に絡んだ合掌連衡の動きも加速。

技術的には、 動力源の水素をどのように車に供給するか が課題。
水素を液体水素の形で直接供給するのではなく 液体燃料をスタンド
で供給するのが現実的。  メタノールやガソリンなどが有力視されている。
石油業界のインフラ活用が現実視されている。水素供給インフラの開発競
争も激しさを増し、大手の石油元売各社がインフラ整備を競っている。

2005ー2010年は ハイブリッド車と燃料電池自動車が併存し、2020年以
降は燃料電池車が主役になっていこう。
発電装置の「スタック」、水素タンク、2次電池、モーターなどが主要部品になる。
排気管、吸気系、点火、潤滑系部品も不要になり、 系列構造は一変、
石油卸・販売業界も影響は大。
燃料電池車の登場は、これまでの「系列」構造を根底から変革する。


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NEWS
日産は、米航空機エンジンメーカーとの共同研究関連特許を基に、燃料電 池を独自開発へ。 追浜総研に拠点開設、今後5年間に500億円以上 を投資。 世界を先導するトヨタホンダに続き、先頭グループ入りを狙う... (04.07.03 日経新聞 1面トップ)
東芝は、携帯機器用に最小の燃料電池を開発。 05年中の商品化を 目指す。親指大で20時間駆動可。 ポンプやファン等複雑な機構を使わ ないパッシブ型。 メタノールを補充すれば充電せずに機器を使用できる... (04.06.25 各紙)
「水素社会」実現に向け、様々な企業が水素の製造や燃料電池の開 発等に参入。東邦ガス(都市ガス改質)、新日鉄(コークス炉利用)、岩谷産 業(国内最大水素工場)、出光興産(灯油から水素)、三菱商事、荏原... (04.04.30 日経新聞 8面)
日立は百円ライターの東海と組み小型燃料電池用カートリッジを商品化へ。 両社は単三電池大のカートリッジを試作。携帯情報端末で6-8時間駆動 が可能。燃料を補充して何度でも使える。 日立端末は05年度発売... (03.12.11 日経新聞 13面)
三菱重工業、日立など11社は家庭用燃料電池の大規模実証実験開 始。2005年に1kW50万円で販売へ。 経産省の外郭・新エネルギー財団が 実施主体。 実験データを生かし 各メーカーは小型化・コストダウンを進める... (03.07.15 日経新聞 1面)
NECは、ノートパソコン内蔵型の燃料電池を開発。 2年以内に製品化する。 40時間連続使用可。 電極にナノテク素材ナノホーンを採用、 表面積を広げ、 発電効率を高めた。コストは量産段階でリチウムイオン電池と同程度にする... (03.06.30 NEC)
東レは、携帯電話等に搭載可能な小型燃料電池の実用化にメドをつ けた。信州大学の高須芳雄教授らと共同で部品を開発、 05年度か ら量産、電池メーカーに売り込む。1cm厚程度の携帯が更薄く軽くなる... (03.05.22 日経産業新聞 1面)
エネルギー関連の大学発VB、水素エネルギー研究所。 工学院大学工学部の 須田精二郎教授が社長を兼ねる。 須田研究室には40人が従事、内 外のIT企業も研究者を送り込み、小型燃料電池の一大開発拠点に... (03.03.30 日経新聞 1面)
富山県の「若い研究者を育てる会」(竹内繁和会長、15社参加) は ダイレクトメタノール方式による燃料電池で高効率を実現。さらに小型化、 高出力化を図り、携帯、パソコン用電源として05年中に実用化... (03.03.05 日刊工業新聞 1面)
トヨタ、日産、ダイムラークライスラーや部品メーカー20社は、 燃料電池の技術を共 同開発する。開発データなどは参加企業に提供し、タンクや水素充填口、 配管仕様を統一する。参加企業を増やし将来の量産化につなげる。 (03.01.13 日経新聞 1面)
新日本石油はプロパンガスから水素を取り出して発電する家庭用燃 料電池を開発、世界で初めての実用化試験を開始。 2005年度まで に発売。出力1`h。プロパン販売網を生かし戦略商品として育成... (03.01.09 各紙)
トヨタ自動車は2002年12月2日から燃料電池車を販売。 1年間で日米 合わせて20台程度を公共機関などに限定納入。 ホンダも同日から販売を開始。 (02.11.19 各紙)
三井物産は2002年11月、 出資先の米ベンチャー企業Hパワーが製造する 燃料電池を 通信基地局の補助電源などとして初めて発売。 燃料電池開発が加速... (02.11.17 日経新聞 7面)
住友商事は米ベンチャーのAcumentrics社と、 SOFC燃料電池の日本に おける販売権契約を締結。コンビニ、ファミレス等の業務用電源、家庭用電 源、等の用途を中心にマーケティングを実施.. (02.09.05 住友商事 HP)
矢野経済研はPEFC燃料電池市場は2010年・4011億円と予測を発表。 内訳は、 家庭用コージェネが2650億円、自動車が725億円、携帯電話等 が440億円、合計台数は432万台... (02.08.23 日経新聞 13面)
早大の関根泰助手らは、ガソリンやメタノールから水素を取り出す簡単な 方法を開発。 従来方法に比べ装置を小型化でき、反応温度を高く する必要もない。実用化を目指し事業創造研究所を設立済み。 (02.06.28 日経新聞 17面)
三菱重工は、 都市ガスを燃料とする燃料電池(PEFC)の実用化にめ どをつけた。小型化にも成功。2005年に発売。 東京ガスは2004年度 をめどに 天然ガスを使う燃料電池を商用化。日石三菱はLPGを... (02.06.13 日経新聞 11面)
屋久島電工は島内にある水力発電所を核に、 「屋久島をクリーンな水 素エネルギーの供給基地にする」。標高差2000bの地形を生かし、いた る所に水力発電所を置く。このエネルギーで水を電気分解し、水素を... (02.05.28 日経新聞 1面)
カシオ計算機はノートパソコンなど携帯情報端末向けの小型長寿命の燃料 電池を開発、2004年にも実用化する。メタノールから水素を取る改質器 を切手大に小型化した。 (02.03.05 日経新聞 11面)
経済産業省は2010年までに コストや性能をガソリン車並みにすること などを盛りこんだ技術開発戦略をまとめた。そのための技術課題 を選定。予算に反映へ。 (01.08.09 日経新聞 5面)
米GMが研究結果発表、 ガソリンとメタノールを比較した場合、自動車単体 での燃費性能はメタノールが上回るものの、 燃料の採掘までさかのぼ った総合効率ではガソリンのほうがエネルギー消費量が少ないという... (01.03.23 日経新聞)
経済産業省の燃料電池実用化戦略研究会は報告書で、燃料電池自 動車の燃料として ガソリンを利用するトヨタ自動車などの方式が当面 は現実的だとの判断を示す。既存ガソリンスタンドを活用できる... (01.01.18 日経新聞)
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