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MBO management buy-out
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MBOの今後の広がりを予感させる案件。東芝タンガロイ。ナショナルマイクロモータ。 中国への生産移管で 大手メーカーの地方拠点が危機にさらされる中、 地元に残りたい社員の意欲を引き出すMBOは有効な生き残り策に... (03.11.23 日経新聞 7面"経営の視点") MBO...経営陣による企業買収。 M&Aの一形態。子会社の経営を任された経営者、部課長が本体企業 からその子会社の株式を買い取って独立、新会社で事業を継続さ せる。日本の「のれん分け」に似ている。 精算や外部への売却に比べ、 経営幹部がオーナーとして残り、従業員 も引き継ぐ可能性が大きく、買収される側の社員にとって比較的 受け入れ易い手段。 選択と集中の時代、リストラの嵐のなかで、 コア事業部門に経営資源を 集中するため、非コア部門は黒字でも売却する動きが見られる。 経営者らの資金だけで買収できない場合は、投資ファンド、金融機関、 VCなどが出資する。但しこれらが大株主になればその意向を尊重 せざるをえなくなる。 日本では98/12に1号が出た。2002年は、前年比3割増の42件。 1998年 ICS国際文化教育センター 1999年 東燃、診断薬事業を元社員らに売却 2001年 日産陸送が日産から独立 2002年 タワーレコード日本法人がMBO 2003年 東芝タンガロイ、東芝グループから独立 買収総額は98年50億円。 99年300億円、2000年400億円。 2001年は 1000億円突破。 英米では年間で数兆円の市場になっている。 1980年代、英サッチャー政権が多用、交通部門に適用され、 非効率な国 営企業を分割、民間に売却した。 フランスやドイツでも一般化している。 企業が組織のリストラを加速しているため、MBOも増加、本業以外の部 門を外部に売却する動きが目立っている。 企業が成長した段階で株式を公開したり、別会社に売却して出資 者は投資利益を得る。 新会社に移る人は国の厚生年金は継続するものの、会社の厚生年 金基金の掛け金は引き継げない。基金から脱退し一時金を受け取 るが、社宅など福利厚生も使えなくなる。 日本版401Kで、転職しても受給の権利を維持できるポータビリティーを ある程度実現した。