組織力・人財
NEWS
今春、拙著「起業のための事業計画書のすべて」出版の際、
ワタミの渡邉社長の事業計画に対する「思い」を好事例として
掲載させて頂いた。取材でお会いしたのがTSUNAMIネットワーク
パートナーズの呉雅俊社長。呉さんは、渡邉社長のもとでワタミ
のCFOを務められ、同社の上場に大きな役割を果たされた方で
す。伺って渡邉社長の「夢に日付を!」の「ココロ」がひしひし
と伝わってきました。
その「夢に日付を!」が今月出版され、ベストセラーになってい
ます。事業計画が、中でも販売計画が非常に重要であることはご
案内のとおりです。が、上手くいっている会社は少ないのです。
何故でしょう。実施されないからです。
「先見実行」は私の好きな言葉ですが、先見したら、計画したら
絶対に実行することが重要です。
「バランススコアカード」。総合的な成果管理のための手法です。
@財務A顧客B業務プロセスC学習と成長 の4つの視点から
誰が、いつまでに、何をどうするか、を計画し、モニタリングを
可能にするやり方です。渡邉社長の「夢に日付を!」でも
@仕事 A家庭 B教養 C財産 D趣味 E健康 の6本の柱
で目標をたて、各々で夢実現のステップを描くよう述べています。
実行の大切さを教えてくれる「夢に日付を!」の内容の一部をお
伝えしましょう。
***
・夢とは「自己実現のための夢」「自分以外の人への愛」の二つ。
・成功する秘訣、それは「あきらめないこと」。
・目標達成予定日は「死ぬほどの努力を続けた結果、達成できる
最短の日にち」に設定する。
・「死ぬほどの努力」とは「毎日を120%で生き抜く」こと。
ナポレオン・ヒルも、成功者に共通する3項目として
@目標の明確化 A余計に仕事をする習慣 B絶対にやる信念
をあげている。「毎日を120%で生き抜く」とはナポレオン
ヒルも言う「余計に仕事をする習慣」のこと。
・目標は全て数字で語ろう。
・行動目標・スケジュールも数値化する。
・いま、何をすべきかを逆算して割り出す。
・今日の未達は明日の目標にプラスする。
夢実現に大切なのは「変化にいかにして対応するか」
だから「計画は毎日修正すればよい」…
***
渡邉社長の凄い厳しい主義主張がこれでもか! と続くのですが
最後のところで少しホッとした気分です。
君子豹変と言うではないですか。
(05.10.31)
企業にとって、最も大切なもの、それは「人財」。
「人」を「財」にするには、その「育成」が鍵になる。
第一が「やる気」の醸成、第二が「能力」の向上 だ。
やる気の醸成
・何より大事なのは個人の「志」。個人の強さなくして企業はない。
やる気・ES(従業員満足度)はすべての根幹だ。
・鋭い感性で市場、顧客のニーズを捉えるために、 一人一人の高い
モラールが必要。
・自立的に判断、行動できる組織にするため情報共有も必須。
社長が何を考え、会社をどの方向にどう動かしていくのか、常に
発信していくことが大切。
・戦略の目的や組織の構成員の役割などについて、意思疎通を図り、
血の通ったコミュニケーションを取るようにする必要がある。
能力の向上
・高度な企業競争を生き抜くには技術、財務、情報、法律などそれ
ぞれの分野でプロの人材を育てる必要がある。
・これからは新しい情報技術の活用が必須で、 ITの劇的進展を
見越してIT面でも人材を育成していく必要がある。
・最高の能力発揮を求めているプロ野球方式は良い手本だ。
@自分で目標設定と評価
・従来:目標達成のため労働力を金に変えた
・新型:目標を選択し能力をパフォーマンスに変える
A評価指標と基準が明確
・個人の能力と貢献度
・組織の業績
B知的刺激と欲しい情報がすぐ手に入る
C仲間(チーム)がいる
Dキャリア開発支援がある
「政府の主要な政策は三つある。教育、教育、教育だ」
ブレア 英国首相 00.10.23 日経新聞
NEWS
業界2位のメガネスーパー。積極的な出店攻勢の一方で、不採算
店は大胆に閉鎖。「赤字は1年目から許さない」。閉鎖店の店長
は一般社員としてやり直し。「常に革命前夜の雰囲気」が原動力...
(05.09.23 日経新聞 31面)
北風方式、南風方式と、やる気を喚起する方法は様々だ。自社の
業種・業態、トップの考え方による。いずれの場合も、欠かせな
いのは従業員に対する関心だ。
松下電器の「ドメイン」。 中村社長による事業再編で誕生した14の社
内分社。「軽くて速い組織」を目指す構造改革の一環。 ドメインリーダー
への経営判断・意思決定の集中という改革の効果は商品開発にも...
(05.08.04 日経新聞 13面)
松下の新しい組織制度は権限委譲と実力主義を推進し、大企業意
識を払拭するのに役立ったと言われる。集中と分散の繰り返しは
世の習いだが、要はトップのやる気の問題。
がんこ茶屋山岸英明社長。「日本一のお茶屋になる」を達成。「一人
でも部下を持ったら教育者になったと思え」 「移転の法則が重要。
自分の仕事を部下に移転する。部下は一段高いレベルに。活性化も」...
(04.11.30 神奈川新聞 9面)
28歳の時に町田市の店を任され、8年間で売上を10倍の5億円超に。
1坪1億円。売上効率日本一と騒がれ、時の人に。「安くて良い、だけ
では売れません。立地、品揃え、展示、社員教育など全てのバランスが
必要です」...リーダーの意欲が会社を伸ばす。
帝国データバンクの調査では、 全国の女性社長は前年比1.2%増えて
67,957人。対象125万人の5.6%を占めた。年々増加しており、同社
では「女性の采配に期待する声が多いことも背景にある」と分析...
(04.07.25 神奈川新聞 8面)
日産の「ハイポ(ハイ・ポテンシャル・パーソン)」社員は100人力。 30歳代後半社
員から300人を抜擢。上位1割を更に選抜。 目標を達成し続ければ
40歳代前半でCEOに就任。 「高い目標の達成が高い報酬に繋がる」...
(04.06.17 日経新聞 1面 "新会社論")
23社を買収して急成長する日本電産。 創業社長、永守重信を支え
る「外様番頭」専務の沢村賢志。ワンマンの永守にも直言。 社内常識に
染まらない番頭に信頼。その他転職組も多..異能をたくみに使う...
(04.01.25 日経新聞 1面 "新会社論")
トヨタは、系列企業との一体感を重んじ、コスト削減では、部品メーカーの生
産現場まで入りこんで原価引き下げを工夫、 「合理化による利益
はきっちり折半する」という共存共栄の理念...
(03.03.01 日経新聞 1面)
トルシエ監督は、 「後任に日本人監督が就任しても技術的に問題はな
いが、伝統的組織やしきたりにつぶされるだろう」。 ゴーン氏も「日
産に人材は豊富」 とし、「縦割りセクショナリズムが弊害」 と指摘...
(02.06.25 読売新聞 9面 "FROMパリ")
守島基博教授、 競争力の根本的な源泉は、将来について推測する
能力。推論をする力は、リーダーに最も強く求められる。 リーダーは、未
来に対しての企業全体の戦略を描かなくてはならない...
(02.06.11 日経新聞 27面)
共通して、 本質的でないことで評価をしたり、専門性を無視する
など、正しい評価システムを欠く。良いリーダーの不在が、指摘される。アメ
リカでは、人を起用するとき、業績リストを必ず提出してもらう...
(02.05.20 日経新聞 26面 西村和雄京大教授)
人物が本当に実績をあげているかどうか。昇格人事を検討する委
員会でも、必ず実績をチェックします。 どんなにスマートで輝いていても、
実績がなければ疑わざるをえません...
(02.05.05 日経新聞 16面 カルロス・ゴーン氏)
どうすれば「リーダー育成リーダー」になれるだろうか。自分なりのリーダ
ーシップ観を持ち、その持論が示す原理・原則を反映した行動の見本
を示すこと。その持論や行動の見本を様々な場面で語ることだ...
(02.04.29 日経新聞 16面 金井壽宏神戸大教授)
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