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2005/02 |
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」 山田真哉 : 光文社
著者は公認会計士。「身近な疑問からはじめる会計学」なる副題が示すように 会計の入門書? でもあります。なにか変なタイトルに惹かれて購読しました。 長らくベストセラーの一角を占めていて、なんと 60万部も売れている本です。 本書のタイトル決定にあたっては、著者のサイト「山田真哉工房」で募集した? 読者の知恵もあったとか。ネーミングの重要性を教えてくれる例でもあります。 http://www.cam.hi-ho.ne.jp/shinya-yamada/ 会計の部分はいささか?もあるのでさて置いて、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」に ついての著書のコメントをご紹介します。何故って… まず著者の疑問:「たーけやーさおだけーー」屋から、さおだけを買っている人 など見たこともないが、そもそも、さおだけ屋はちゃんと利益を出し、商売として 成り立っているのだろうか? どう考えても不可思議… @さおだけという商品にそもそも需要が無い Aわざわざさおだけ屋から買うメリットもない そこで「調査」してみると… !? 調査結果@: !? Aおばあさん:自宅のさおだけがボロボロ → ちょうど前を通りかかった「さおだけ屋」の トラックを呼び止めて、「2本で1000円」 と宣伝していたさおだけを購入しようとした。 さおだけ屋: 「オススメは1本5000円のさおだけだよ」 Aおばあさん: 長持ちするなら、とついつい1本購入… さおだけ屋: 「庭までもっていって、もの干し台に掛けてあげるよ」 そして 「このもの干し台の土台は腐っていて危ないね」 「知り合いの業者がいるから頼んであげるよ」 結局、土台の修繕工事費10万円! 要は、例@は「単価を上げて利益を得る」方法だと。 調査結果A: !? さおだけ屋:「うちはそこの商店街の金物屋で、店頭でさおだけを買ってくれた客の 自宅まで配送を頼まれるので、ついでにトラックで出張販売しているんです」 つまり、さおだけ屋は金物屋の副業だった!? もともと店頭に在庫しているさおだけを売る、初期投資のかからない副業だった! 利益をあげるためには @売上を増やす A費用を減らす の、どっちかだ、というのが著者の言いたいことだった… 等々、いくつか例があげられています。 |