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参考文献    発行年月  「書名 」 著者 : 発行社
2005/02


マーケティング10の大罪 P.コトラー著 恩蔵直人監修 : 東洋経済新報社

P.コトラーの最新マーケティング論"Ten Deadly Marketing Sins: Signs and Solutions"の邦訳。小気味良く纏められている好著です。
15年間の各社に対するコンサル結果の集大成として、マーケティング面で 成果をあげられずにいる企業の「10の大罪」を指摘し、その「解決策」を 示しています。例えば
@市場の定義が不明確で顧客主導になっていない
→(解決策)セグメンテーションをきちんと行い、最適のセグメントに おいて確固たる地位を築くべし
Aターゲット顧客を十分理解していない
→ターゲット顧客のニーズ、選好、行動を明確に把握し、CSに 邁進せよ
B競合に対する認識が不足している
→主要な競合他社の動向を把握し、その強みと弱みを把握せよ
C利害関係者との関係を適切に管理できていない
→関係者の中からパートナーとなるべき相手を見出し手厚く扱うべし
D新たな機会を見出せない
→機会を見出し、機会に優先順位をつけ、最も優れた機会を選択 するシステムを構築せよ
Eマーケティング計画策定プロセスに問題がある
→マーケティングの一連のプロセスを踏んで優れた計画を立案せよ
マーケティング計画とは、内外環境分析、SWOT(強み、弱み、機 会、脅威)分析等の調査を通じて重要課題を特定し、新たなビジネ ス機会を見出し、STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジ ショニング)を実施することでビジネスの方向、目的を明らかにする こと、さらにマーケティングの4P(製品、価格、販促、流通)の細部を 煮詰め、4Pをミックスする戦術を作ること、そして予算を策定し、実 行し、評価を行い、原因を追求すること...
 
等々、「10の大罪」と、その「解決策」が示されています。その骨子は極めて 基本的であることに驚かされもします。
マーケティング先進国である米国の多くの企業がまだまだこうした問題を抱え ているということは、マーケティングに注力すれば、我々日本の企業も勝てる チャンスは大いにあり! です。


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